おぼえていろよ おおきな木 佐野洋子
- 佐野 洋子
- おぼえていろよ おおきな木
この本も紹介したいと思いつつ、ずっと延ばし延ばしにしていた絵本です。
お話のあらすじを紹介したら、きっと何か大事なものがこぼれ落ちてしまいそうで、うまく書けません。
おじさんの住んでいる家の前にある大きな木の話です。
春夏秋冬、おじさんはこの木とともに暮らしていますが、おじさんはこの木をいまいましく思っているのです。そして何かあると必ず、
「おぼえていろよ」
と木に向かって言うのです。
大切なのは、この大きな木が何も言わない「ただの木」なところだと思います。
ただ黙って、何年も前からずっとそこに立っているだけ。
「星の王子さま」の「大切なことは目に見えないんだよ」という言葉を思い出しました。
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