泣いた赤おに 浜田広介
著者: 浜田 広介, 梶山 俊夫
タイトル: 泣いた赤おに
「ああ、いいよ~それ、保育園のときに何回も読んだから~」
とムスコに言われつつも、強引に読み聞かせ。
私も小学生のときに読んでから、一度も読んでいなかったかもしれません。
この絵本は原作の全文をまったく手を加えずに収めているそうです。
ココロノ ヤサシイ オニノ ウチデス。
ドナタデモ オイデ クダサイ。
オイシイ オカシガ ゴザイマス。
オチャモ ワカシテ ゴザイマス。
最初は乗り気でなかったムスコもいつの間にか隣で真剣にきいていました。赤おにが青おにの家をたずねて行ったところでは自分で手を伸ばしてページをめくっていました。
今はあまり聞かれなくなった言い回しや表現がたくさん出てきました。
それをゆっくり、声に出して読んでみたら、それだけでなんだか心が温かくなってきました。
きれいで、やさしい、「にほんご」。
「保育園の時に読んだのと、文がちがってた」
とムスコ。
原作を読むことができて、よかったね。
人気ブログランキング 参加中デス♪よかったらクリックお願いします。 |