今年出会った絵本ベスト5
今年最後の記事は、私が今年初めて読んで「いいなあ~」と思った絵本を5冊をご紹介しようと思います。
第1位
夏休み、男の子が駆けていきます。森の王様、クワガタを今日こそ、つかまえる。
息を切らし、走って、走って、ページをめくるたびに夏の景色が鮮やかに広がっていきます。
書いた記事→http://ameblo.jp/oyasumi/entry-10001485365.html
第2位
ぼくのじいじは、すごい。山のことなら何でも知ってる。春になるとじいじの山はさくらでいっぱいに
なる。じいじが病気になって、ぼくは必死にさくらにお祈りする・・・
書いた記事→http://ameblo.jp/oyasumi/entry-10001373273.html
第3位
おおきな木のそばに住んでいるおじさんがいました。春夏秋冬、何かにつけ木に向かって「おぼえていろよ」と毒づいていました。そしてとうとうある日、おじさんは腹を立てて、おおきな木を切り倒してしまったのです。
書いた記事→http://ameblo.jp/oyasumi/entry-10006314327.html
第4位
みんなとはちょっと違ってる男の子、ウエズレーが夏休みの自由研究に選んだのは、「自分だけの文明」を作ることでした。
書いた記事→http://ameblo.jp/oyasumi/entry-10006285980.html
第5位
あまりに大きすぎて、誰からも気づいてもらえなかった寂しいこいぬ。でもある日、気づいた女の子がいました。
きみが もしも ひとりぼっちで
とても さびしくても
きっと どこかでだれかが
きみとであうのを まってるよ
だいじなのは さがすきもち!
書いた記事→http://ameblo.jp/oyasumi/entry-10000703163.html
1月からはじめたこのブログも皆様のおかげで1周年を迎えることができました。
絵本の好きな方とたくさん出会うことができて、本当にHAPPYな1年でした。
それなのに・・・今月の記事はたったの3件。情けない・・・
来年もこの状態でずるずる亀更新を続けることになると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください!
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さむがりやのサンタ レイモンド・ブリッグズ
- レイモンド・ブリッグズ, すがはら ひろくに
- さむがりやのサンタ
- なんてこった、もうクリスマスかい。
- まあ、きつい仕事だが、子供たちが待ってる。さっさと終わらせちまって家に戻って、あったかいお茶とブランデーで暖まるとするか・・・
そんなボヤキが聞こえてきそうな「さむがりやのサンタ」。
サンタの意外(?)な素顔が子供には面白いのか、うちのムスコにも大好評でした。
今夜はたくさんの子供たちがワクワクしながらベッドに入るのかな。
メリークリスマス。よい聖夜を。
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からすのパンやさん かこさとし
- 加古 里子
- からすのパンやさん
からすのおとうさんとおかあさんがやっているパンやさん。4羽の赤ちゃんが産まれました。からすなのにからだの色が黒ではなく、4羽とも違った色。そこでこんな名前をつけました。
オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。
4羽はすくすく大きくなって、元気いっぱい。おとうさんとおかあさんは子育てに忙しくて、じっくりパンを作る暇もありません。できるのは真っ黒にこげたパンや半焼きのパン。そんなわけで、お客さんはだんだん減ってしまい、だんだんびんぼうになってしまいます。
チョコちゃんたちのおやつはいつも失敗作のパン。お友達のからすたちにいつも変わったパンがおやつだね、と言われると
「そうさ、これは せかいじゅうで
おとうさんしか やけない、めずらしい おやつパンなんだぞ。」
明日お友達がパンを買いに来るというので、子供たちも手伝ってみんなで一生懸命パンを作ります。「もっといろんなパンがあるといいな」といわれて、たくさん、たくさんいろんな形のパンを作るのです・・・・
子供たちが大好きな「からすのパンやさん」。
きょうりゅうパン、とんかちパン、てんぐパン、たけのこパン、くじらパン。
たくさんのパンのページでは必ず立ち止まって、「○○パンはどこだ~?」と探しっこしましたっけ。
かこさとしさんの絵はほんわか温かくて、いつ見てもホッとしますね。
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泣いた赤おに 浜田広介
著者: 浜田 広介, 梶山 俊夫
タイトル: 泣いた赤おに
「ああ、いいよ~それ、保育園のときに何回も読んだから~」
とムスコに言われつつも、強引に読み聞かせ。
私も小学生のときに読んでから、一度も読んでいなかったかもしれません。
この絵本は原作の全文をまったく手を加えずに収めているそうです。
ココロノ ヤサシイ オニノ ウチデス。
ドナタデモ オイデ クダサイ。
オイシイ オカシガ ゴザイマス。
オチャモ ワカシテ ゴザイマス。
最初は乗り気でなかったムスコもいつの間にか隣で真剣にきいていました。赤おにが青おにの家をたずねて行ったところでは自分で手を伸ばしてページをめくっていました。
今はあまり聞かれなくなった言い回しや表現がたくさん出てきました。
それをゆっくり、声に出して読んでみたら、それだけでなんだか心が温かくなってきました。
きれいで、やさしい、「にほんご」。
「保育園の時に読んだのと、文がちがってた」
とムスコ。
原作を読むことができて、よかったね。
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